DeNAに先勝 勢いでは負けていないソフトバンクの庄子 CSのMVP男が決勝点~野田浩司氏の視点
「SMBC日本シリーズ2026・第1戦、DeNA1-3ソフトバンク」(24日、横浜スタジアム)
ソフトバンクが延長十一回1死一、二塁から、庄子の左翼越え勝ち越し二塁打と代打・柳町の左犠飛で熱戦にケリをつけた。デイリースポーツウェブ評論家の野田浩司氏は、CS6連勝で波に乗るDeNAに対し総力戦で勝利した点に注目。「2度のサヨナラ機をしのいで勝ったのは大きい」と語り、ソフトバンクの底力を再評価した。
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巨人にも阪神にも、ストレート勝利でシリーズに進出してきたDeNAと、リーグ優勝後ファイナルステージを負けなしの3連勝で勝ち上がってきたソフトバンク。
勢いという意味では両チームにあったので、どんな結果になるか興味深かったが、初戦から延長戦に入る緊迫したいい試合だった。
決勝打を放った庄子はなんと言ってもCSのMVPだからね。あのDeNAの勢いを上回るものがあったのでは。勝ち越したあとに犠飛を打った柳町といい、どこからでも点が入る打線はやっぱりこのチームの強みでしょう。
しかし、八回に松本裕が牧に同点本塁打を浴びたあとは苦しい場面の連続だった。九回はヘルナンデスが三森に連続盗塁を決められ2死三塁のピンチを背負い、十回は2死二、三塁でオスナが踏ん張った。
この2度のサヨナラ機をしのいで勝ったのは大きい。当然ではあるが、ほぼ総力を使い切っての勝ちと負けでは大きな違いがある。どっちに転んでもおかしくない試合を取れてスタートを切れただけに、ソフトバンクはさらに勢いづくのではないか。
ただDeNAには打力がある。こういうチームは再び勢いを取り戻す可能性がある。3位から勝ち上がった2年前の24年は日本一になっているし、投手力も含め地力がついてきているだけに先は分からない。
その24年とまったく同じ成績(ソフトバンク91勝49敗3分け。DeNA71勝69敗3分け)で対決するということで戦前から何かと話題になっていたが、これも同じように横浜スタジアムでの初戦をソフトバンクの勝利でスタート。
2年前はソフトバンクの連勝で始まり、その後DeNAの4連勝で終わっている。因縁めいた話題はまだ続くのかな。
第2戦の先発は尾形とモイネロ。古巣相手に尾形がどんな投球を見せるのか。シーズン途中に移籍して7勝もしている投手だからね。また面白い試合が期待できそうだ。
