ロッテ 唐川が引退試合「幸せな19年」カットボール4球で空振り三振 スピーチで涙「もっと一緒にプレーしたかった」

 「ロッテ2-1ソフトバンク」(3日、ZOZOマリンスタジアム)

 こみあげてくる思いを堪えながらのスピーチだった。「幸せな19年でした。本当にありがとうございました」。ロッテの唐川が引退セレモニー。最後は感謝の思いで締めくくった。

 2007年10月3日に地元ロッテからドラフト1位指名された。奇しくも19年後の10月3日が引退試合となった。先頭の正木に対し「自分がこれまで助けてもらったボール」というカットボールを4連投。空振りの三振に斬って最後の登板を終えた。

 2番手に同学年の益田が登板。マウンドでハグを交わし、唐川コールの中、ベンチに下がった。公私に付き合いもあり長年チームを支えてきた2人によるリレー。スピーチでは「ともに戦ったチームメートのみんな…特に直也。もっと一緒にプレーしたかった」と涙ぐむシーンもあった。

 19年間プレーしたロッテを「家族のようでもあり、当たり前にいる存在だった」と言う。今後は未定としながらも、「千葉を盛り上げることであったり、野球を盛り上げるということを自分なりにできたら」と何らかの形で貢献する思い。そして、チームに対して「これからまだまだ強くなっていく段階だと思うのでそれを楽しみにみんなを応援したい」とエールを送った。

 引退セレモニーでは球場のモニターに、唐川のライバルとして同学年のソフトバンク・中村晃、巨人・丸らがビデオメッセージに登場。唐川とともに“高校BIG3”と称された由規(ヤクルト2軍投手コーチ)、中田翔氏も登場した。

 由規は「ともに高校BIG3と大きく取り上げていただき、同世代同級生として僕自身本当に意識していましたし、たくさんの刺激をもらいました。2軍のフレッシュオールスターにともに出場し、2011年には1軍のオールスターにともに出場できたことは今でも僕にとっては大切なかけがえのない思い出になっています。これからはともに野球界を盛り上げていけるように頑張っていきましょう。そして落ち着いたら飲みにも行きましょう」とメッセージ。

 中田氏は「唐川選手、長い現役生活、本当にお疲れ様でした。2007年ドラフト高校BIG3という形で皆さんに名前を覚えてもらったのがすごく懐かしく思います。本当に僕自身、唐川選手、由規選手の2人の存在というのは非常に大きかったですし、2人からすごく刺激を受けて、僕自身も頑張ってこれたと思っているので、本当に2人にはすごく感謝しています」とねぎらった。

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