慶大・広池 奪三振ショー5回0封10K 最速154キロ「今持っている力で勝負することはできた」

 「東京六大学野球、慶大10-1東大」(13日、神宮球場)

 2回戦2試合が行われ、慶大は東大に10-1で連勝し勝ち点を挙げた。現役時代に広島でプレーしていた西武・広池浩司球団本部長を父に持つ広池浩成投手(4年・慶応)は最速154キロを計測するなど、5回無失点10奪三振で1勝目。早大は法大を下して1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 力強く拳を握り、マウンド上でほえた。広池は万全の状態で迎えた初陣を“奪三振ショー”で華々しく飾った。「今持っている力で勝負することはできた」。苦しんだ春から、ようやく本来の姿を取り戻した。

 見せ場を作ったのは三回だ。先頭に振り逃げで出塁を許して無死一塁。チームのトラックマンでは最速154キロを計測するなど緩急を使って抜群の制球力を発揮。3者連続三振で1回4奪三振という珍しい記録も打ち立てて5回1安打無失点、10奪三振と快投した。

 ケガ明けだった春は中継ぎとしても登板したが、思うように投げられなかった。リベンジの秋に向けて夏は体力づくりに専念。「ウエートをして、いっぱい食べて早く寝てっていうベーシックですけど(生活を)見直して徹底した」。努力が実り、今季初登板で平均球速150キロを計測した。

 プロ志望届はすでに提出している右腕。「リーグ戦できちんと投げる、チームに貢献するところが結果として評価されたらいいなと思う」。勝負の秋は全力で腕を振る。

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