巨人・小笠原 初回1死も取れず満塁被弾 4回5失点「申し訳ないです」阪神敗れ0・5差変わらず

 「DeNA5-0巨人」(13日、横浜スタジアム)

 ふがいなさが胸を締め付けた。巨人・小笠原慎之介投手が言葉を絞り出す。「申し訳ないです」。どれだけ尻上がりに修正しても初回に浴びた満塁弾の現実は消えない。一戦必勝を誓う中で喫した4回5失点。移籍後ワースト失点のKOに、表情は色を失った。

 まずは度会に中前打を浴びると「死球、四球を連続で出してしまったのは一番いけないところだった」と自身の感覚を失って無死満塁。4番・佐野に高めの直球を振り抜かれ、グランドスラムでいきなり4点を失った。

 二回には味方のミスから出塁を許し、その後は1死一、三塁から犠飛で5失点目。直近4戦で10本塁打&30得点の強力DeNA打線を止められず、4回4安打5失点と先発としての役割を果たすことができなかった。

 橋上監督代行は「少し体もだるそうな感じには見受けられましたよね。球もあんまり走っているような感じもなかった」と普段とは違う部分を感じるも、小笠原は一切の言い訳をしない。「(体の状態は)全く問題ない」と言い、「徐々に良くなったところで、初回に4点取られてますから」と厳しい表情を見せた。

 首位浮上のチャンスは逃したが、阪神が敗れたことでゲーム差は0・5差のままとなった。「また次投げる機会があれば、必ずチームのピースになれるようにやっていかないといけない」とは小笠原。悔しさを背負ったまま、次戦を静かに見据える。

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