横浜・織田 ドジャース入り最有力 複数の関係者証言 157キロ右腕の今秋ドラフト超目玉、日米で争奪戦激化
甲子園を沸かせた横浜高の織田翔希投手(18)の進路として、米大リーグ・ドジャースが最有力となっていることが7日、分かった。複数の球界関係者の話を総合すると、現時点では獲得競争で先行しているとみられる。日米で激しい争奪戦の様相を呈する超高校級右腕が海を渡り、大谷翔平投手(32)、山本由伸投手(28)らを擁する王者ドジャースの一員となることが現実味を帯びてきた。
織田は今夏の甲子園で156キロを計測し、史上最速を更新。その名を全国のファンに知らしめた。10月のドラフトでは競合必至とされる超目玉が、一足飛びに海を渡るかもしれない。有力な行き先として浮上したのが、伝説をつくり続ける大谷、ワールドシリーズMVPの山本、令和の怪物・佐々木朗希らスター軍団を擁する名門ドジャースだ。
日本市場を重要視するド軍は早くから織田の動向を追っていた。ゲレン・カー球団副社長ら極東担当のスカウト陣を配し、徹底マーク。情報収集とスカウティングを重ね、逸材の獲得に向けて精力的に動いてきた。
大谷ら日本選手が活躍し続けるチーム事情に加え、メジャー屈指の育成組織を誇る環境も追い風に。内情をよく知る米球界関係者は「ドジャースに分がありそうだ」と話す。東の名門・ヤンキースも日本市場での存在感を取り戻そうと動きを活発化させ、パドレスなども強い興味を示している。しかし、織田がメジャー入りを選択した場合、ド軍優位とみる声は多い。
織田の進路を巡っては、横浜の村田監督が「日本も米国もどちらも視野に入れながら、これから話したい」と明かしたことで、高卒で直接、米国に渡る可能性が一気に広がった。プロ志望届を提出期限の10月8日までに提出してNPB入りを目指すか、それとも提出せずにメジャー球団との交渉を進めるか。選択が注目されている。
現在は高校日本代表の一員として、台湾で7日に開幕したU-18アジア選手権に臨んでいる。米関係者によれば、この大会を終えた後、メジャー球団と面談を実施する見通し。メジャー入りを目指した場合は、来年の1月15日以降の契約締結となる。日米の球界が注視する超高校級右腕の決断。その行方によっては、ドジャースがさらに日本投手の宝庫になる。
