ソフトバンク・栗原 柳田以来球団100打点「目標にやってきたのでうれしい」 2位西武に連勝、マジック「14」
「ソフトバンク2-0西武」(5日、みずほペイペイドーム)
リーグ3連覇に向けた大事な一戦で大台に乗せた。ソフトバンク・栗原がチームの全2打点をたたき出した。リーグでは2020年の中田(日本ハム)、浅村(楽天)以来で、球団では18年の柳田以来となる100打点に到達。「この数字を目標にしてやってきたのでうれしいが、これからもっと積み重ねたい」と貪欲に語った。
4番の仕事だった。一回1死一、三塁は低めの変化球に食らいついた。浅めの中飛だったが、俊足の周東が生還。安打と四球などで2死一、三塁とした六回も、外角低めの変化球を左中間に運ぶ二塁打で貴重な追加点を挙げた。「僕だけの力ではない。前の打者(の出塁)もだし、浅いフライでもかえってきてもらえる」と感謝を口にした。
試練を乗り越えて達した節目でもあった。8月29日のオリックス戦、9月1日の日本ハム戦と自身の失策をきっかけにゲームを落とした。小久保監督からは「その後どうするか。主力、選手会長なのでやるしかない」と奮起を求められていた。2日の試合前の野手ミーティングでは「一人の人間としても、選手会長としてもしっかりやっていきたい」と頭を下げた。
5試合ぶりの打点で勝利に導き、優勝マジックを「14」に減らした。周囲の不安を勝負どころの一打で払拭。小久保監督も「成長するには必要な試練だった」とうなずいた。スラッガーの勲章に磨きをかけ、精神的にも一皮むけた。
◆ソフトバンク・栗原が両リーグ最速100打点 シーズン100打点は、パ・リーグでは2020年の日本ハム・中田(108打点)、楽天・浅村(104打点)以来、6年ぶり。ソフトバンクでは18年・柳田(102打点)以来、8年ぶり。
