西武・栗山 引退試合を前に異例の会見「一番は今日打つヒットになると思う」有終のヒットを予告

 プロ25年目の今季限りで引退する西武の栗山巧外野手(42)が30日、引退試合となる楽天戦(ベルーナドーム)を前に、都内のホテルで引退会見を行った。

 午前9時。ユニホームを脱ぐ引退試合の朝に、栗山が抽選で招待された約630人のファンの大きな拍手の迎えられスーツ姿で登場した。

 「本日をもちまして現役生活25年、ユニホームを脱ぐ決意をしたことをみなさんにご報告します。25年間、ありがとうございました」。神妙な表情であいさつした。

 質疑応答では「いよいよ今日という気持ちと、それでもまだ実感がわかないながと入り混じってます」と複雑な思いを明かした。

 25年間のベストプレーを問われると、「なかなか選べないが、今シーズン1本しかヒット打ててないが、あのセンター前と、プロ入りして1本目、初めての1本と」と振り返り、「一番は今日打つヒットになると思うんですけど」とニヤリとしながらラストヒットを予告。会場から大きな拍手が沸き起こった。

 この日の午後5時開始の楽天戦は、元チームメートの岸投手が先発予定。「10年間チームメートとして過ごした右腕との対決が注目される。

 栗山は昨年11月24日に球団事務所で26年シーズン限りでの現役引退を表明。昨年までに通算2150安打を放って迎えた今季は、開幕を2軍で迎えたが4月18日に1軍に昇格し、日本ハム戦の九回に代打で出場。今季初打席で初安打を記録。通算安打数を2151本とした。

 1軍初出場は3年目の2004年9月24日の近鉄戦。7年目でレギュラーに定着し、翌08年から背番号「1」に変更。21年9月4日の楽天戦で、西武の生え抜き選手初の2000安打を達成した。08年に最多安打を記録。ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞など輝かしい実績を残してきた。

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