活動停止の龍谷大野球部 不祥事事案には卒業生も 不適切動画の共有「実際に行った学生は本学にもう在籍していない」記者会見で説明
関西六大学野球連盟に所属する龍谷大は27日、硬式野球部が活動を停止していることに関して記者会見を行い、部員間の暴力など不祥事の内容を明らかにした。会見では卒業生が絡んでいる事案があったことも発表した。
記者会見では3件の暴力事案、野球部寮内での窃盗事案、不適切動画の共有といった不祥事内容が明らかにされた。うち暴力行為①は昨年5月に4年生部員が1年生部員に2年生部員のモノマネを行わせ、動画を撮影した。これを見た2年生部員が激高し、1年生部員に腹部を蹴るなどの暴力行為があったという。
また2025年2月から3月にかけて発生した不適切動画の共有については、会見で梶脇学生部長が「実際に行った学生は本学にもう在籍していない。卒業している」と説明。卒業生が主体となって行われたとの認識だという。
また2025年2月に発生した暴力事案②に関しては新入学予定の部員が練習に参加していた際、抜け出してラーメンを食べたことが発覚。その行為を当時の2年生リーダーが注意し、その際に胸ぐらをつかみ、胸を押す行為が明らかになった。新入部員はその後、退学になったという。
大学側は全寮制の廃止を決定した上で、「①学生が安心して正課・課外活動に取り組めるための再発防止策の策定・周知及び履行方法②学生から信頼される指導体制の検討・構築③全寮制廃止についての対応等」を付帯事項として再発防止への取り組みを野球部側へ求めた。報告遅れや事態を把握できなかったことを受けての措置だ。
なお活動停止期間は8月27日までとし、秋季リーグ戦については「大学としては出場を容認しております。リーグ戦への参加は可能」とした。
