オリックスの自力CS消滅 九里打たれ“スミ1敗戦” 岸田監督「この現状から逃げられない」
「オリックス1-5楽天」(25日、京セラドーム大阪)
楽天の新人、伊藤樹にプロ初白星を献上する、痛恨の“スミ1敗戦”で、オリックスの自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。
「痛いですが、そうは言っていられない。この現状から逃げられない」
岸田護監督(45)は語気を強めながらも前を向いたが、逆転Aクラス入りが懸かる終盤の戦いで、最下位相手の取りこぼしほど痛いものはなかった。
初回先頭の宗が右中間への三塁打で出塁すると、続く来田が「何とか打球を上げるつもりで打席に入った」と右翼フェンス直撃の適時三塁打。幸先良く先制したが、1点止まり。二回以降は再三、好機を得るものの追加点が奪えず。今季初先発の伊藤樹、楽天救援陣を勢いづかせてしまった。
今季8勝を挙げている先発の九里も力投したが、1点リードの六回に微妙な判定からの2者連続四球で走者をため、宗山に甘く入った変化球を右中間へはじき返されて走者2人の生還を許した。「抑えることができず、申し訳ないという言葉しかない」。前回18日の西武戦も四回途中6失点でKOと、2戦連続でエースらしさを欠いているのも、苦しいチームの現状を表している。
再び今季ワーストタイの借金3となった岸田監督は「また一戦一戦やって勝つしかない」と連呼。当然、このままでは終われない。
