両リーグ優勝球団の最低勝率は?【プロ野球記録企画】

 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は両リーグ優勝球団の最低勝率を取り上げる。

  ◇  ◇

 1973年のセ・リーグは、まれに見る混戦となった。開幕から好調を維持したのは阪神。右のサイドハンド上田二朗、そして左の江夏豊の両輪が順調に勝ち星を積み重ねた。打っては田淵幸一が本塁打を量産した。

 7月以降は阪神、巨人、中日、広島が首位を経験するなど順位がめまぐるしく変動。9月25日には巨人が2位の中日に3・5ゲーム差をつけ、抜け出したかに見えた。

 ところが阪神が猛追を開始。10月16日に巨人がヤクルト戦に敗れ、阪神が巨人に1差の首位となった。阪神は20日の中日戦、そして22日の巨人との直接対決に●●以外なら優勝というところまでこぎ着けた。

 ところが阪神は20日、中日・星野仙一の前に完敗してしまう。22日の甲子園での巨人戦にも0-9と大敗し、64年以来のセ・リーグ優勝を逃した。試合終了後、怒り狂ったファンがグラウンドに乱入し、巨人ナインを襲撃。大混乱の中ペナントレースは幕を閉じた。

 巨人のこの年の勝率・524(66勝60敗4分け)は、セ・パ両リーグの優勝球団中で最低(2シーズン制のパ・リーグを除く)。2位以下でこれ以上の勝率を記録したのは、のべ207チームに上る。(デイリースポーツ・高野 勲)

答え…1973年、巨人の・524

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