健大高崎 地方大会打率・000の豊永が決勝打 甲子園では3戦連続マルチ「自信になっている」
「全国高校野球選手権・3回戦、健大高崎4-1佐野日大」(16日、甲子園球場)
試合を決めたのは地方大会では打率・000だった健大高崎(群馬)の豊永飛輝内野手(3年)のバットだった。二回、同点に追いつき、なおも1死一、二塁。「みんなが必死につくってくれたチャンス。しっかり自分で返したい」と勝ち越しの適時左前打をマークした。
群馬大会では背番号19で3試合に出場したが、4打数無安打に終わった。青柳博文監督(54)やチームメートから受けた助言は「ファーストストライクを振りにいけば結果もついてくる」。背番号13をつけた甲子園では、打席でその意識を持った。初戦で「8番・DH」で起用されると2安打3打点。2戦目は「7番・一塁」で2安打を放った。
そしてこの日は六回にも左翼線への二塁打を放って4点目の起点に。3試合連続のマルチ安打でレギュラーを完全につかみとった。「甲子園の打席はボールが見やすい」と相性の良さを感じている。夏の8強入りは2014年に並ぶ最高成績となった。次はそれを塗り替えるべく有明との準々決勝に臨む。「こういう舞台で活躍できているのは自信になっている」と豊永。“甲子園男”が快音で初の4強を導く。
