10日間で熱中症疑いは昨年より10件減少 暑熱対策の2部制について大会本部が会見「チームの意識も高かった」 台風の影響で涼しい日も
「全国高校野球選手権・2回戦」(15日、甲子園球場)
大会本部は今大会の2部制についての会見を行った。
ここまで10日間の計33試合で選手の熱中症疑いは計9件。前年の第107回大会の第10日終了時では計19件あり、10件の減少だったとした。試合数は昨年は32(不戦勝を除く)だった。
大会関係者は「今年は台風の影響もあり涼しい日もあったので2部制の効果だけとはいえないかもしれない」としながら、一定の収穫を説明。選手の熱中症疑いの数が減少したことについて「チームの意識も高かった。クーリングタイムでアイススラリー(冷凍の飲み物)を飲むことが通常化していること、着替えをきちんとすることなども。選手も、足がつりそうなときは早めに理学療法士に伝えていた」と話した。
今大会は暑熱対策で2部制の時間帯での開催を10日間に拡大し、4試合を行う日は「朝の部」1試合、「午後の部」3試合とした。過去3大会で熱中症疑いの発生が最も多かった午前10時半~午後1時ごろの時間帯の試合を初戦で避けるためで、第1、2日は午後の部のみとし、第1日は午後4時から開会式を行い、同5時半から1試合のみ行った。第2日は、前日に開会式に参加した選手の疲労を考慮して午後4時から2試合を行った。
第3~8日は午前8時から1試合、午後1時半から3試合を、第9、10日は午後1時半からの3試合のみを行った(実際は雨天の影響で第8日第4試合を第9日の午前10時半からに変更)。
課題点について雨天中止時の日程調整の難しさを挙げたが、一方で、朝の第1試合と午後の第2試合の開始時間が定まっている点は、選手の体調管理や観客の待ち時間の減少にもつながったと評価した。
