敦賀気比の2年生左腕・辻が涙 146球の熱投実らずタイブレークで散る 十一回途中で中堅守備へ「最後まで投げきれず悔しい」

 「全国高校野球選手権・3回戦、敦賀気比3-7智弁和歌山」(15日、甲子園球場)

 敦賀気比が延長十一回タイブレークの末に敗れた。22年以来の3回戦敗戦で21年以来の8強入りはならなかった。

 先発の背番号8、2年生左腕の辻は10回1/3を9安打7失点(自責点4)で降板した。146球の熱投は実らなかった。辻は相手の校歌を聞き終えてアルプス席へのあいさつを終えると大粒の涙をこぼした。ナインが次々と肩を抱き、労った。

 辻は智弁和歌山打線を相手に再三、得点圏に走者を背負いながらもピンチをしのいだ。八回は四球と安打などで1死二、三塁のピンチ。2死までこぎ着けたが、中堅左へ2点二塁打を浴びた。

 延長十一回タイブレークは送りバントで1死二、三塁とされ、3連続長短打に失策も絡んで4点を失い降板。中堅守備についた。試合後は「最後まで投げきれなかったことが悔しかった」と気持ちを表現した。「自分が点数を取られてしまったので。3年生と野球ができないことが残念。悔しさを一番痛感している」とすすり泣いた。

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