プロ注目の花咲徳栄・黒川 135球完投も1点に泣く 卒業後の進路は「プロ一本です」
「全国高校野球選手権・2回戦、仙台育英1-0花咲徳栄」(12日、甲子園球場)
1点の重さ、1球の悔しさを味わった。花咲徳栄(埼玉)のプロ注目右腕・黒川凌大投手(3年)は8回135球の力投も1失点、自責0で敗れた。六回に味方のエラーから無死一、三塁のピンチを背負い、相手もドラフト候補の4番・田山。直球勝負も左前へ打ち返され「気持ちが前面に出てしまったのと、焦りがあった」と悔し涙を流した。
センバツ準々決勝で智弁学園に序盤の8点リードを逆転され敗戦。悔しさをバネに、制球力を上げて夏に挑んだ。初回は3者三振で「自分の投球ができていただけに、悔しい」と肩を落とした。卒業後の進路は「プロ一本です」と口にした。
49代表校で最後の初戦という難しさもあった。岩井隆監督(56)が「投手の球を3週間見ていない。その対応が五回ぐらいまで必要だった」と振り返るように、しんがり登場校は7年連続初戦敗退となった。
◆しんがり登場校7連敗 最後に登場したチームは、今大会の花咲徳栄で7年連続初戦敗退。さらに4年連続完封負け(23年・土浦日大3-0九州国際大付、24年・滋賀学園5-0花巻東、25年・創成館1-0神村学園、26年・仙台育英1-0花咲徳栄)。
