FA移籍の「人的補償」見直し今オフは見送り「今シーズンからスタートさせるのは難しい」プロ野球選手会がNPBに伝える
日本プロ野球選手会とNPBの事務折衝が12日、都内で行われ、選手会がFA移籍に伴う人的補償制度の見直しを今オフは見送ることを伝えた。
選手会の加藤諭事務局次長は7月28日の臨時大会で話し合った結果として「全体的には今シーズンからスタートするのは難しいかなとお伝えさせてもらった。今までのルールと比べても移籍のハードルになってるかどうかが大きい」と説明した。
人的補償については選手会からの撤廃の求めにNPB側も応じることで一致。NPB側が代替案として、ドラフトでの指名権譲渡に加えて、金銭補償案を提示したが、選手会は、移籍のハードルがより高まるとして難色を示していた。
ドラフトの指名権は、FA行使選手の前所属球団での年俸ランクに応じてAランク(上位1~3位)はドラフト2位の指名権、Bランク(4~10位)は同3位の指名権を譲渡する案が提案されたが、指名順位が高すぎるとの声が出ている。
今後に向けて加藤事務局次長は「早めに決められるよう継続して話をしていきたい」とした。
