ソフトバンク・前田悠 無傷10勝目 高卒3年目以内では球団藤田以来50年ぶり
「西武0-5ソフトバンク」(9日、ベルーナドーム)
圧巻の投球で節目の白星を飾った。ソフトバンク・前田悠が七回まで散発の4安打で二塁すら踏ませず、無四球無失点の快投。無傷の10勝目でリーグトップに並んだ。高卒3年目以内の開幕10連勝は1966年に堀内恒夫(巨人)が13連勝して以来60年ぶり、球団では76年の藤田学(南海)以来50年ぶりだ。「うれしいが、シーズンは終わっていない。1勝1勝重ねていければ」と表情は崩さなかった。
1-0の三回、味方が無死満塁の好機を逃した。「流れが(相手に)いくところ。3人で終わるという意識だった」とギアを上げ、9番打者から三者凡退とした。小久保監督も「あれを0点で帰ってくるんだから大したもの」と絶賛した。
中盤以降の六、七回もリズム良く3人で打ち取り、七回の4点の援護を呼び込んだ。4日に21歳となった左腕は無敗に「僕的には(前回登板で5失点の)楽天戦も負けていると思っているので、意識していない」と話すが、「勝てる投手」の素質を存分に見せている。
駒不足に悩む先発陣に台頭したホープの活躍で、チームは優勝マジックを33に減らした。
