元阪神ドラ1のDeNA・馬場 移籍初登板初星で3位浮上 延長十一回から2回0封「115」ユニで3年ぶり歓喜
「DeNA4-3広島」(8日、横浜スタジアム)
背番号115、3桁のユニホームでDeNA・馬場皐輔投手(31)が腕を振った。絶体絶命の延長十一回から8番手で登板し、イニングをまたいで2回1安打無失点、3奪三振。好救援で劇的サヨナラ勝ちを呼び込み、移籍後初、阪神時代の2023年以来3年ぶりの勝利を味わった。さらにチームを5月14日以来の3位浮上に導いた。
「しびれる場面だったので、ドキドキしました」。お立ち台で無邪気な笑顔を浮かべた右腕だが、マウンドではポーカーフェースで多彩な変化球を操り、鯉打線を退けた。
「(相手の)バッティングの傾向を観察して、今までやってきたピッチングをしっかり出して勝負しました。食うか食われるかの世界。負けずに腕を振りました」
2017年度ドラフト1位で仙台大から阪神に入団。23年オフに現役ドラフトで巨人に移籍。昨季限りで戦力外となったが、昨オフにDeNAと育成契約を結んだ。「年齢的にも支配下になるハードルは非常に高いという思いでスタートした」。ラストチャンスのつもりで挑んだ今季。データ分析をパフォーマンス向上のために活用。技術を磨き、7月30日に背番号96で支配下への復帰を果たした。
相川監督は「最後の一番苦しいところでいけたというのがまた、彼らしい。度胸の据わった投球だった」と、粘り強く3球団を渡り歩いた31歳をたたえた。
