青森山田・兜森監督「1年間かけて鍛えてきた」単打7本4盗塁で接戦制す

 「全国高校野球選手権・1回戦、青森山田6-5遊学館」(8日、甲子園球場)

 積極果敢な攻撃が序盤の攻勢につながった。青森山田は三回までに7本の単打と4盗塁、さらに二つの犠打も絡めるなど6得点。兜森崇朗監督(47)は「がんがん打てるチームではない。1年間かけて鍛えてきたものがある。選手の成長が本当にうれしい」と喜んだ。

 一回に川久保昂直投手(3年)の内野安打と犠打などで2死一、三塁とすると、沖野悠雅捕手(3年)が二盗を決めて二、三塁に。藤川哲内野手(3年)の中前打で一気に2点を先制し「思い切ってできた。まだまだいくぞと思った」と勢いづけた。二回には川久保のスクイズで加点。三回にも盗塁を絡めて3点を奪い、主導権を握った。

 2024年はセンバツで8強、夏は4強入りしたが、今年は突出した選手は不在で、昨年秋の東北大会は1回戦で敗れた。ポジションや打順、出場メンバーを白紙とし、長打に頼らず得点に結びつけるスタイルを模索。大舞台の初戦でその成果を見せつけた。兜森監督は「この大会を通じて、たくましくなり、さらに成長を続けてほしい」と期待を込めた。

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