日本ハム・新庄監督 Wスチール決めた 昨年スクイズ失敗の若月にサイン コーチズボックスからヘッスラ「普通にコケた」
「マイナビオールスターゲーム2026・第2戦、全セ8-7全パ」(29日、富山市民球場アルペンスタジアム)
盛り上げることにかけては、やっぱり右に出る者はいない。日本ハム・新庄剛志監督が今年の球宴でも、生粋のエンターテイナーぶりを発揮した。
同点の四回に一塁ベースコーチに立つと、あら不思議。連打で無死一、三塁となり、あっという間に舞台が整った。指揮官はおもむろに、赤いリストバンドを両手ともに引き上げるサインで準備は完了だ。2球目にダブルスチールを敢行して三走の若月が猛然とホームに向かうと、なぜか新庄監督もコーチズボックスからスルスルと近づき、本塁手前にヘッドスライディング。うつぶせでバタバタと成功を喜ぶ姿に、スタンドも大歓声だ。
実は動きのイメージは04年の球宴第2戦で自身が成功させた単独本盗だった。だが「若月くんのちょっと前ぐらいに行って“セーフ!”ってしようと思ったら、その手前で普通にコケた」と苦笑い。それでも、昨年は自身の電光サングラスでサインを出したスクイズを失敗したのが若月だっただけに「決めてくれてよかった」と頰を緩めた。
主役は選手だと分かっている。全てはファンのため。「裏方として、富山のファンの方たちに少しでも野球の楽しさと笑顔を与えたくて」とうなずくと「『選手より目立つな!』ってめっちゃ言われると思うけど、関係あるかいっ!みんなが笑ってくれてたんで」とドヤ顔。思い出に残るようなプロ野球の魅力を伝えられた充実感をにじませた。
