中日・板山 走者一掃V三塁打 今季満塁機で4の3、11打点 2カード連続勝ち越し、前半戦白星締め

 「中日5-1DeNA」(26日、バンテリンドームナゴヤ)

 地鳴りのような大歓声を浴び、中日・板山はぐっと拳を握った。1-1の八回2死満塁で走者一掃の三塁打。「緊張したが、ここしかないと思った。打てて良かった」。今季、塁が埋まった状況で4打数3安打11打点の“満塁男”。チームを2カード連続勝ち越しに導く大きな一振りだった。

 乱調だった宮城に対し、初球は見送ってボール。「カウントを悪くしたくないだろう」と心理を読み切り「浮いた球は全部振る」と狙った通りの球が次にきた。鋭いスイングではじき返すと、ぐんと伸びた打球が中堅手の頭を越えた。

 前半戦を借金17で終えた井上監督は「ファンの皆さまをやきもきさせてしまった責任を感じている」と反省。後半戦は戦力外も経験した32歳の苦労人が、逆襲の旗手になる。

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