回文のような名前の“珍名選手”は?【プロ野球記録企画】

 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は回文のような名前の“珍名選手”を取り上げる。

  ◇  ◇

 50年の毎日球団(現ロッテ)発足とともに、プロの門をたたいたのが三宅宅三(みやけ・たくぞう)だ。

 52年にはレギュラー定着を果たす。106試合に出場し、自己最多の18本塁打を放つ。ここから5年連続100試合に出場と、安定した力を発揮した。また51年から5年連続2桁盗塁を決め、53年には32盗塁と脚力も武器だった。

 選手生活のハイライトは55年。10月5日近鉄戦ダブルヘッダー第2試合から翌日6日東映(現日本ハム)ダブルヘッダー第2試合まで、3試合連続三塁打を記録。これは25年に中島大輔(楽天)が4試合続けるまで、長らくパ・リーグ最長タイだった。

 引退後はコーチのほか、スカウトとしても手腕を発揮する。発掘した選手の中には、落合博満もいた。

 上から読んでも三宅宅三、下から読んでも三宅宅三。渋い働きで、球史にその名を刻んだ。選手としては3試合連続三塁打、スカウトでは三冠王3度の強打者の獲得に携わる。名前が名前だけに、よくよく「三」に縁のあるお方である。(デイリースポーツ・高野 勲)

答え…三宅宅三

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