巨人・ドラ1竹丸 逆転呼んだ2カ月ぶり星 六回2死満塁で度会斬り「何とか踏ん張れるように力は入れました」
「DeNA4-5巨人」(11日、横浜スタジアム)
最後の力を振り絞った1球は、151キロを計測した。勝ち越しを許した巨人ドラフト1位の竹丸が強い気持ちで代打・度会をねじ伏せる。この気迫に野手陣が奮起するのは必然だった。橋上監督代行も「竹丸投手の最後の投球がチーム全体を大きく鼓舞した」とうなずく。トンネルを抜け、2カ月ぶりの勝利だ。
2点の援護も直後に3ランを浴び、すぐさま逆転を許した。それでも心は折れない。三回に味方が同点とし、その後も苦しみながらも修正。無失点と援護を待った。
勝敗の“分岐点”は六回だ。2死から一、二塁のピンチを招くと、蝦名に勝ち越し打を浴びた。なおも四球で2死満塁。このピンチで迎えたのが度会だった。フルカウントまでもつれた勝負。最後は151キロ速球を低めに投げ、見逃し三振でピンチを脱した。
「あそこは点を取られていたので、それ以上やらないように。何とか踏ん張れるように力は入れました」。表情一つ変えない中で見せた意地がある。杉内投手チーフコーチも「しびれます」とうなった。逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームで見せた107球。竹丸の持つ強さが連敗を止める力となった。
