光陵“大和効果”で初戦突破 一挙4点逆転劇 コーチは元阪神の大和氏 田代監督「良い刺激になっている」
「高校野球神奈川大会・1回戦、光陵7-4旭」(7日、大和スタジアム)
神奈川大会では1回戦20試合が行われ、県立の進学校・光陵が接戦を制した。阪神、DeNAでプレーした大和氏(38)が4月下旬から外部インストラクター(コーチ)に就任し、“大和効果”で成長。1点を追う六回に一挙4点を挙げて逆転勝利を飾った。
集中攻撃でひっくり返した。1点を追う六回、無死満塁から八重尾琢磨捕手(3年)の中犠飛で同点。さらに1死満塁として勝谷龍内野手(3年)が勝ち越し押し出し四球を選ぶ。さらに打線がつながり、打者9人、一挙4点の逆転劇だ。
主将の田代健太外野手(3年)は「監督から勝負どころだって言われていて、そこで取れるかっていうのは、チームの課題でもあった。できて良かったです」と胸を張った。大和氏の勝負強さを全員で体現したようだった。
大和氏が外部インストラクターに就任したのは4月下旬。つながりのあるOB会のメンバーのつてで実現した。週2回の指導。ノックバットを手にし、自ら守備も実演。選手からの質問にアドバイスを送ってきた。
田代優太監督は“大和効果”を実感する。「プレーを実際に見て『全然違います』ってみんな目を光らせて言ってた。良い刺激にもなっていますし、いろんな技術を教わることができている。野球に対する意欲が上がっている」と明かす。
打撃フォームのアドバイスを求めたのは田代主将。「変化球の空振りが多かったんですけど、ヘッドを使って、バットの重さを使って打とうって言われて。ミート力が上がりました」と言う。
スタンドで観戦した大和氏の前で挙げた1勝。「公立校で教えるの難しいと思うんですけど、来てくれて、教えてくれてありがとうございました、って伝えたい」。恩返しの1勝だ。
