日本ハム ソフトバンク戦今季9戦目で初星 伊藤「大きい1勝」パ単独トップ8勝目 新庄監督「明日も行きまっせー!!」

 「日本ハム4-3ソフトバンク」(19日、エスコンフィールド)

 これ以上やられるわけにはいかなかった。ベンチで勝利の瞬間を見届けた日本ハム・伊藤大海投手は、喜びを力強い拍手に込めた。6回4安打2失点、10奪三振の力投でリーグ単独トップの8勝目。リーグ戦再開初戦、ソフトバンク戦今季9戦目の初勝利をもたらした100球に、エースの意地が詰まっていた。

 初回2死から近藤ら主軸を4者連続三振。150キロ前後の速球、左打者の外角へのスライダーなど変化球も精度良く操った。四回に一度逆転を許したが、六回はその逆転打を浴びた石塚から3球で10個目の三振。「慎重になりすぎた部分がありましたが、最低限試合を作ることができてよかった」と、救援陣にバトンをつないだ。

 自身もソフトバンクには今季2戦11失点だった。天敵封じへ、今季ソフトバンクに4戦4勝の西武・高橋光らの投球を研究。「バッテリーでいろいろ考えてやった成果が出た」と加藤投手コーチ。交流戦序盤にはこの日の先発を決めていた新庄剛志監督の期待に応えた。

 交流戦初戦の阪神戦では、今季初完封を飾ってチームを波に乗せた。また節目の一戦で責任を果たし「チーム全体でやるべきことをやって勝てた。大きい1勝かな。すごく士気の上がる勝ち方だった」とうなずいた。新庄監督は「明日も行きまっせー!!」と広報を通じてコメント。強敵としのぎを削るパの戦いで、幸先のいいリスタートを切った。

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