日本ハム・柴田獅子“大谷翔平超え”ならず 初の投打二刀流出場は4回5安打1失点でリード許して降板 プロ初勝利逃す 打っても2打数無安打で交代

4回、満塁のピンチで名原を一ゴロに打ち取った柴田(撮影・北村雅宏)
2回、ファビアン(奥)に本塁打を浴びた柴田
先発し力投する柴田(撮影・北村雅宏)
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 「広島-日本ハム」(4日、マツダスタジアム)

 「7番・投手」で自身初の投打同時出場した柴田獅子(れお)投手は4回5安打1失点で降板し、プロ初勝利はならなかった。

 雨が降る中での登板だった。初回は菊池を149キロで見逃し三振に仕留めるなど三者凡退の滑り出しを見せた。

 二回は1死から5番・ファビアンにカウント1-1から150キロの直球を左翼席へ運ばれて、プロ初被弾で先制を許す。続く持丸を四球で歩かせると、平川には高めに浮いたフォークを右前に運ばれた。それでも1死一、二塁としたが、後続を断って追加点は阻止していた。

 四回は先頭からの連打で無死一、二塁とされ、1死後に矢野に四球を与えて満塁としてしまう。

 ここで加藤投手コーチがマウンドへ。ひと呼吸あけた後、森は空振り三振。名原にはフルカウントから粘られながらも9球目のスライダーで一ゴロに仕留めた。だが、5回でマウンドを降り、そのまま交代となった。

 打者としては、二回2死のプロ初打席で左翼フェンス手前への大飛球を放って球場をどよめかせた。四回1死一塁は遊ゴロ併殺。2打数無安打に終わった。

 柴田は福岡大大濠から2024年度ドラフト1位で入団。1年目の昨季は投手として4試合(先発3試合)に登板して0勝0敗、防御率2・92だった。打者として打席に立つ機会はなかった。

 2年目の今季は2軍で、7試合(先発5試合)に登板して2勝0敗、防御率0・73。打者としては39試合に出場し、打率・170、2本塁打、8打点を記録していた。

 新庄監督は2日に投打同時出場を明かし、「2ホーマー、打ってもらいます。一発狙えと。漫画みたいなプレーをしてほしい」と期待を込めて送り出していた。柴田も「(2軍と)同じような結果が出ればいいかな」と腕をぶしていた。

 球団では大谷翔平(ドジャース)が高卒1年目の2013年6月18日・広島戦(マツダスタジアム)で初の投打同時出場を果たしている。「5番・投手」で出場し、投手としては4回4安打3失点。打者としては第1打席で二塁打を放つなど3打数1安打だった。

 大谷でも初の二刀流出場で勝利を挙げられておらず、柴田が勝利を挙げれば、レジェンドを上回る記録だった。

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