ヤクルト 執念ドローで首位タイ再浮上 サンタナ10号同点2ラン 池山監督「いい戦いができた」

 8回、サンタナが同点2ランを放ち、大喜びする池山監督
 8回、サンタナは左越えに10号同点2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト2-2西武」(27日、神宮球場)

 負けなかった。価値ある執念のドローだ。ヤクルトは2戦連続の延長戦に突入し十二回まで戦い、今季初の引き分け。阪神と同率でセ・リーグの首位に再浮上した。池山隆寛監督は「(勝ち負けで)どっちに転んでもいいようなところだった。いい戦いができたと思います」と奮闘したナインをたたえた。

 総力戦で臨んだ一戦。終盤に試合を振り出しに戻した。七回まで無得点と劣勢ムードだったが、0-2の八回に打線が奮起した。1死一塁の場面。ドミンゴ・サンタナ外野手が篠原のスライダーをたたく。「甘いところにきて、いいスイングができました」。左翼席に運ぶ自身2年ぶりの2桁到達となる10号同点2ランを放った。

 試合前には球団としてショッキングな訃報が伝えられた。強打者として活躍した球団OBのボブ・ホーナー氏が死去。バリバリのメジャーリーガーが87年途中にヤクルト入りして93試合で31本塁打を放ち、「ホーナー旋風」を巻き起こし話題になった。現役時代に同僚だった指揮官は「すごい外国人が来たなと思っていた。別次元だった」と懐かしそうに振り返る。“伝説”の助っ人の死を悼んだツバメ軍団。意地と執念を見せて戦った。

 1敗1分で迎える交流戦開幕カード3戦目。「明日は総力戦になると思う」。セ界を席巻した“ブンブン丸”野球で必勝を期して挑む。

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