立命大・有馬が140球熱投もサヨナラ被弾 NPB10球団スカウト集結
「関西学生野球、同大4-3立命大」(27日、わかさスタジアム京都)
140球の熱投も最後は1球に泣いた。今秋ドラフト候補の立命大・有馬伽久投手(4年・愛工大名電)が先発。延長戦のマウンドにも立ったが、十一回2死、影山智紀内野手(3年・桐蔭学園)に直球を捉えられ、右翼へのサヨナラ本塁打を被弾した。
10回2/3を9安打4失点(自責3)。有馬は試合後、「自分の責任」と淡々と話したが、片山正之監督は「六回以降はノーヒットで。しょうがないですね、サヨナラホームランは」と責めなかった。
悔しい結果にはなったが、有馬にとっては収穫もあった登板だった。「しっかり真っすぐを投げきるというところを(試合のない)2週間やってきた。その成果は出たのかなと」。初回にはこの日最速の148キロをマーク。三、四回こそ失点したが、五回以降は直球主体に相手打線を抑え込んでいた。
今春は「自分の満足できるようなピッチングができていなかった」といい、試合のなかった2週間ではチームメートらと走り込みもした。「いい状態できょうを迎えられて、初回、二回と後半は特に投げたいような自分のボールをしっかり練習して出せた場面も多かった」とうなずいた。
この日の登板が今春最終登板となる可能性が高い。ここまで6試合に先発し4完投。3勝2敗、防御率2・53の数字を残した。ただ、チームを2連覇に導くことはできなかった。
昨秋の神宮来会で大会新記録となる10連続奪三振をマークしてから一気に脚光を浴びた左腕。この日もNPB10球団のスカウト陣が視察に訪れ、依然注目度は高い。秋に向けては「9回通して無失点に抑えることがなかなかできなかったので。きっちり0で抑えられるようにもっともっとレベルアップしていかないといけない」と意気込んだ。
