国学院大が7季ぶり優勝 歓喜の鳥山監督4度、宙を舞う「まず一番、安堵している」
「東都大学野球、国学院大6-1青学大」(20日、神宮球場)
最終週の2回戦3試合が行われ、国学院大が青学大に6-1で勝って勝ち点5とし、7季ぶり5度目の優勝を果たした。全カードで勝ち点を挙げる完全優勝。6月の全日本大学選手権に出場する。青学大は史上初の7季連続優勝を逃した。国学院大は0-0の五回に石野蓮授(3年・報徳学園)の満塁本塁打などで6点を奪った。東洋大は中大に6-5でサヨナラ勝ちし、1勝1敗。立正大も亜大を7-4で破り、22日の3回戦に持ち込んだ。
“シン・国学院”が王座を奪い取った。マウンド上で鳥山監督が4度、宙を舞う。「苦しみ抜いた赤堀が先頭で引っ張って、そこからの流れだったので、非常に良かった」と優勝の余韻に浸った。指揮官が最初に口にしたのは、主将の赤堀颯(4年・聖光学院)への賛辞だった。
五回に口火を切ったのが赤堀だった。1死から左前打を放ってこの回の猛攻に貢献。これまで1番打者として出塁が求められながら、思うようにいかず悩むこともあった中での一本だった。
「自分が出塁すると、チームがなんとかキャプテンをかえそうという空気を感じていた」。思いに応えたい一心で臨み「自分の役割を果たせた」と白い歯を見せた。トドメの一撃を放った石野蓮は1死満塁から左翼中段にアーチをかけ、リーグトップの今季5号とした。チーム21本塁打はシーズンのリーグ最多記録となった。
鳥山監督は「(優勝を)達成できたことがまず一番、安堵(あんど)しているところ」と胸をなで下ろした。3週間後には大学選手権が始まる。「新たな使命に向かってやらなきゃいけない」と闘志を燃やした。
