ミラクル劇勝に阪神・藤川監督「あんまり見たことない。ビックリするようなゲーム」 最大7点差を大逆転「やっぱり素晴らしい甲子園のファン」と後押しに感謝

 「阪神8-7中日」(20日、甲子園球場)

 阪神が今季初のサヨナラ勝ちで連勝。7-7の九回、先頭の森下が劇的な自身初のサヨナラ本塁打を左翼スタンドへ運んだ。

 七回表終了時点で0-7。敗戦ムードが濃厚だったが反撃し、七回に4点を返すと、八回に3点を奪って同点とした。

 試合後、藤川監督は「あんまり見たことですね。タイガースでずっとプレーしてきましたけど。びっくりするようなゲームになりましたね。よかったです」と興奮を抑えるようにして振り返り、喜びをかみ締めた。

 七回に4点を返したがまだ3点差。藤川監督は「ベンチから見てたらまだ点数では、というところでしたけど。その次のイニングで桐敷が登板してるときのファンの方の声援が。何とかここを乗り切ったらチャンスじゃないか、っていう。球場が一体になってゲームをつくってくれた。本当にそういう空気を桐敷が投げてるときに非常に強く感じました」と甲子園の大声援に感謝した。

 桐敷は4-7の八回に登板し1死満塁のピンチを招いたが無失点で切り抜けた。

 藤川監督は「やっぱりファンの方が作ってくれるという感じは非常にしました。あの展開ではまだ7-4、1死満塁。点数の入り方によってはそんなにボルテージが上がるところじゃないのに、やっぱり素晴らしい甲子園のファンですね」と後押しに感謝した。

 この劇的な勝利がチームにもたらす影響を問われると「もちろん、生かさなければいけない。当たり前ではないですけど、こういう展開になっても勝負ができるとチームの強みに変えて戦っていきたいと思います」と話した。

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