花園大がV王手!森田が魔球「リンゴ」で1失点完投 楽天ドラ1藤原に続くプロ目指す

9回5安打1失点だった森田
9回に適時打を放った高橋
2枚

 「京滋大学野球、花園大3-1仏教大」(19日、わかさスタジアム京都)

 花園大が仏教大に先勝し、無傷の9連勝で2023年春以来6季ぶりの優勝に王手をかけた。花園大は今秋ドラフト候補の仏教大・野村亮輔投手(4年・綾羽)から二回に先制。七回には同点とされたが、九回に押し出し四球と高橋直希捕手(2年・近江)の適時打で2点を勝ち越した。

 先発の森田大翔投手(4年・京都国際)は腰の張りがあった影響で、「今シーズンは真っすぐの調子がよくなかった」とこの日も磨いてきた変化球主体の投球を披露した。スライダー、高速スライダー、カーブ、スプリット、ツーシームと多彩な球種を持つ中でも“魔球”となったのが自身で名付けた「リンゴ」という球種。

 縦回転でカーブとスライダーが混ざったような軌道で、「キャッチボールの時に遊び感覚でやっていたら『これいいな』ってなって」と3年の春に習得した。「なかなかリーグ戦で使う機会がなかった。仏教大学との対戦まで残しておいた」とこの日「リンゴ」を初解禁。10球ほど投じ、「バッターは結構戸惑っていて、空振りもそこそこ取れた」と仏教大打線を翻弄(ほんろう)した。

 5安打1失点完投で今春初勝利を挙げた。「仏教大学さんに立て続けに優勝されてずっと悔しい思いをしてきた。(楽天ドラフト1位)藤原(聡大)さんの穴をずっと埋めようと思っていて。エースという自覚を持ってしっかり投げ切れた」と胸を張った。

 進路については「プロ一本で目指そうと思っている」。この日はNPB9球団のスカウト陣が視察に訪れた中での好投となった。藤原からは「秋が一番大事」と助言を受けているといい、「この春はしっかり自分の名前が売れるように結果を出して、秋にもっと数字を求めていきたい」と力を込めた。

 チームは20日の仏教大との2回戦に勝利すれば、優勝が決まる。森田は「全日本に出た時はしっかり自分の本来の持ち味が出せるような状態に戻していきたい」と先を見据えた。

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス