ヤクルト29年ぶり両リーグ20勝一番乗り 高卒3年目・鈴木叶がプロ1号 池山監督「うまく仕事してくれた」首位阪神に0差再接近

 「巨人1-5ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 鮮やかな“イケヤマジック”を繰り出した。ヤクルトは打線の組み替えがズバッとはまって快勝。日本一になった1997年以来、29年ぶりの両リーグ20勝一番乗りとなり、池山隆寛監督は「まだまだゴールは先ですけどね」と語りつつ、笑みがこぼれた。

 若武者が躍動した。三回1死一、二塁。3番の高卒3年目・鈴木叶捕手が戸郷のフォークを捉え、左翼席にプロ1号となる先制3ランだ。20歳は「入るか分からなかったんですけど、走りながら入ったので本当にうれしかったです」と初々しい。五回には適時二塁打を放ち、今季初4番の23歳・内山も適時打で続いた。

 成長を促すため打線にメスを入れた。開幕当初の3番は、捕手が座る打順の“定位置”だった。最近はサンタナや増田を3番に据えていたが、4試合ぶり「3番・捕手」に戻した。「(鈴木叶が)調子を落としていたので。もう一回、3番に置いたら気持ちもしっかりするかなと思いまして。うまく仕事してくれた」と指揮官は目を細める。

 若い選手が多いだけにのびのびプレーできる環境づくりにも取り組んでいる。「出た選手がいいところをアピールしながら、しっかり打つ、守る、走るっていうところはやってくださいと言ってます。出た選手が思い切ってプレーしているからこそ勝っている」と明かす。ツバメ軍団は首位・阪神とゲーム差なしの2位。「一戦一戦、また頑張っていきます」。必死に前を向いて戦う。

 ◆97年のヤクルト両リーグ一番乗り 5月15日中日戦(金沢)でヤクルトは、7-3で快勝し12球団最速で20勝に到達した。現監督の池山は5番・三塁でフル出場。2点を追う四回に先頭で二塁打を放ち、逆転の足がかりを作る。九回には中犠飛で駄目押し点を挙げた。ヤクルトはこの勢いを維持し、野村克也監督時代では最後のリーグ優勝、日本一を達成。池山は18本塁打を放ち、立役者となった。

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