DeNA・勝又 泥くさくV撃「これが野球だなと」 出場7試合で全戦安打、4試合連続マルチ
「DeNA7-6阪神」(22日、横浜スタジアム)
執念の一打だった。同点の八回2死一、二塁。DeNA・勝又温史外野手は、一塁へ駆けながら祈った。「抜けろ!」。決して鋭い打球ではなかったが、しぶとく一、二塁間を破った。自身の生きざまを表すような、泥くさい安打で、決勝打をもぎ取った。
「打球速度って言われている野球界の中で、あれでもヒットになるっていう。これが野球だなとすごく感じます」。破れた膝小僧に、激闘の跡がにじむ。2夜連続でのお立ち台で、背番号28は朴訥(とつ)な笑顔を見せた。
11日に1軍昇格後、7試合に出場し、打率・480。4試合連続マルチ安打、7試合連続安打をマークしており、スタメン出場した試合はチームは負けなしの6連勝だ。もはや神がかり的な躍動。誰よりも努力する男を、野球の神様も愛している。
チームは今季初の5連勝。これで借金を完済し、勝率を5割とした。
