連続打者本塁打最長記録は?【プロ野球記録企画】

 デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回は連続打者本塁打最長記録を取り上げる。

  ◇  ◇

 Q…連続打者本塁打の最長記録は?

 A…1971年東映の5者

 荒武者がひしめいていた昭和のパ・リーグにあっても、豪快さで群を抜いていたのが東映(現日本ハム)だった。腕に覚えある猛者たちが、5人続けてホームランをかっ飛ばした。71年5月3日ロッテ戦(東京球場)のことだ。

 1-6と5点を追う東映は九回、反撃に転じる。守りのミスに乗じて一気に追いつくと、十回に壮絶なドラマが待っていた。

 2死満塁とし、代打の作道烝が左中間スタンドにたたき込んだ。続く大下剛史、大橋穣もスタンドへ運ぶ。3者連続だ。

 ここで張本勲が、左翼へ狙い通りの、あっぱれな一撃で4人目。そして大杉勝男も狙う気満々で打席に入り、左翼へぶっ飛ばして5者連続が完成した。

 ところで、口火を切った作道は、このときの一打がシーズン11打席目の初安打。この年の本塁打はこの1本きりで、通算わずか179試合の出場で5本塁打しか記録してい。球史の中で唯一無二の出来事に、数少なかった本塁打が刻まれた。多くのファンの記憶に名は残らずとも、あの一打は球史の片隅で静かに輝き続けている。(高野勲)

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