夏の甲子園で女性審判 全国大会で初 2部制は午前1試合、午後3試合に
「第108回全国高等学校野球選手権大会 第2回運営委員会」が17日、大阪市内で行われた。「第108回全国高等学校野球選手権大会」は甲子園球場で8月5日から22日までの18日間(休養日=3回戦2日目、準々決勝、準決勝の各翌日=を含む、雨天順延)行われることが発表された。5日、6日とも雨天順延となった場合、開会式はスタンドを使って行われる。
本大会では全国大会で初めて女性が審判委員を務めることも決定。都道府県高野連からの派遣審判委員を除き、46人に審判委員を委嘱し、そのうち5人が女性。岩男香澄さん(神奈川)、佐藤加奈さん(埼玉)、松本京子さん(佐賀)、森田真紀さん(埼玉)、和田佳奈さん(栃木)が務める。派遣審判委員は昨年の8人から16人に増やすことも決定した。
日本高野連の井本事務局長は「若い方が審判委員になられることが全国的にうまくいっているところうまくいっていないところがある。志される方は男性女性問わず一人でも多くの方にやっていただきたい」と説明した。
また、暑さ対策、選手の負担軽減のための2部制の時間帯での開催は計10日となった。昨年は計6日だった。2部制は第3日~第8日とし、第1、2日および第9、10日についても、それぞれ2部制の夕方あるいは午後と同様の時間帯で試合を行う。
昨年は午前の部(第1試合は8時から、第2試合は10時30分から)と夕方の部(第3試合は16時15分から、第4試合は18時45分から)に分かれていたが、今年は午前1試合、午後3試合となる。第1試合を8時から、第2試合を13時30分から、第3試合を16時から、第4試合を18時30分から行う。
理由については、「この3年間で2部制を行わなかった日において、熱中症疑い、足がつる選手がとこで一番出たかというと、合計でいうと第2試合が一番多かった」と説明。3年間の合計では第1試合が26件、第2試合が42件、第3試合が25件、第4試合が7件だったという。また、選手らからは「試合中に気温が上がっていく後半がきつい」という意見もあったといい、それらを踏まえて昨年の第2試合の時間を避ける形となった。
また、「継続試合の可能性の問題」も理由の一つに。昨年、第2試合は13時30分をもって継続試合としており、第1試合が長引くと、第2試合は継続試合となる可能性があった。それにより第1試合、第2試合の選手から「時間が気になる」といった声が出ていたという。
なお、今年は第1試合は現状、11時をもって継続試合とされる予定。夜の試合については6月の運営委員会まで調整される。
