WBCも中学の野球部員増の一因に 軟式野球部に所属する13万人超への全国中学生アンケート結果を日本野球協議会が発表

 日本野球機構(NPB)と全日本野球協会(BFJ)で構成する日本野球協議会は17日、中学校の野球部員やクラブチームに在籍する選手を対象に2025年10月から11月にかけて実施した「全国中学生アンケート」の結果を発表した。

 対象は日本中学校体育連盟軟式野球競技部に所属する部員、選手13万9240人。中学校の部活動の野球部員数が2023年の13万4130人から24年は13万4550人と増加したことを受け、その要因を探った。

 調査の結果、中学から野球を始めた選手が30%を超えたことが分かった。学年で比較すると中学3年生は28%、2年生は37%、1年生は33%と1年で9%増加。「中学生になってから野球を始めた選手が増えたことが、中学生世代の選手数が増えた要因と推測できる」とした。

 幼稚園・保育園~小学3年に野球を始めた人と、中学に入って野球を始めた人のきっかけの違いも顕著になった。

 小学生は「親の影響」がもっとも多く、次は「兄弟の影響」と書いて環境など受動的理由が多かったが、中学から野球を始めた人は主体的理由の傾向が強くみられた。「野球が好きだから」、「友達の影響」に続いて、3番目に「日本のプロ野球の試合を観たこと」、4番目に「世界大会(WBC、プレミア12等)の試合を観たこと」が入った。23年のWBCで日本は3大会ぶりに3度目の優勝を果たしており、優勝が部員増に影響したことも「一因としてはある」と分析している。

 また野球をやめたいと思ったことはあるかという問いについて39%があると回答。理由について31%が「練習がつらい」、26%が「指導者と合わない」という結果になった。

 調査結果を踏まえて、今後も組織として小中学生の支援をしつつ、中学から野球を始めた人がこの先も野球を続けられるよう野球界一体となって取り組んでいくとした。

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