阪神 伊原陵人がアクシデントで緊急降板 トレーナーに付き添われベンチへ 二回に球速が約10キロ落ち込む 今季ワースト4失点

 「阪神-中日」(19日、甲子園球場)

 阪神の伊原陵人投手が二回、1死一、二塁のピンチを招いたところでトレーナーに付き添われながら緊急降板した。最終的に1回1/3を5安打4失点だった。

 二回、石伊に逆転2ランを浴び、続くボスラーに死球を与えた。ここで細川に中前打を許した直後に安藤投手コーチがマウンドへ。その際、体の異変を訴えたとみられトレーナーもマウンドへ。その後、付き添われながらベンチへさがり、藤川監督は2番手に石黒を告げた。

 初回から本来の姿ではなかった。簡単に2死を奪った左腕。だがボスラーに広く開いた三塁線を破られる二塁打を許すと、続く細川は四球で歩かせた。ここでベテランの阿部に左前にはじき返され先制の1点を失った。

 さらに鵜飼を四球で歩かせて満塁のピンチを招くと、村松にはストレートの押し出し四球。コントロールに定評のある左腕が制球を乱しての1イニング3四球。スタンドからはどよめきの声が上がった。

 最後は田中幹を遊ゴロに打ち取って何とかピンチを脱出したが、打線が逆転して迎えた二回には石伊に逆転2ランを浴びてしまうなど今季ワーストの4失点。初回に140キロ台中盤が出ていた球速が、二回に入ると130キロ台中盤まで減速するなど、何らかのアクシデントがあったとみられる。

 開幕から安定した投球を見せ、2勝負けなしだっただけに、その状態が気がかりだ。降板後はトレーナーに付き添われながらも、自力で歩きながらベンチからクラブハウスへ引き揚げた。

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