今秋ドラフト候補、上武大・木口 1失点完投14K 巨人スカウト「真っすぐで押す投球も緩急を使ったゲームメークもできる」
「関甲新学生リーグ、上武大11-1常磐大」(4日、上武大グラウンド)
上武大が常磐大に圧勝し、開幕戦は白星発進となった。今秋ドラフト候補の木口永翔投手(4年・筑陽学園)は9回1失点14奪三振で1年秋以来2度目の完投。「結果的に最後1点は取られたけど、チームの勝利に結びつくような投球ができて良かった」。4球団のNPBスカウトの前でエースの風格を見せつけた。
「序盤はあまり良くなかったのでコースで勝負しながら、終盤は修正できたところで真っすぐで押して」と八回までスコアボードにゼロを並べた。しかし完封目前だった九回2死。二塁への内野安打から右中間への適時二塁打と連打で1点を献上。それでも顔色一つ変えず、最後の打者は空振り三振で締めくくった。
終わってみれば四球は初回に与えた1つだけ。巨人の大場スカウトは「制球力がある。真っすぐで押す投球も緩急を使ったゲームメークもできる。非常に楽しみな投手」と評価した。1年秋に注目を浴びながらもケガに苦しんできた右腕。「この1年間は死に物狂いでやらないとプロの世界には届かない」と力を込めた。チームをけん引し、飛躍の1年とする。
◆木口 永翔(きぐち・えいと)2004年4月21日生まれ、21歳。福岡県福岡市出身。185センチ91キロ。右投げ右打ち。小4から少年野球平尾クラブで野球を始め、平尾中では軟式野球部に所属。筑陽学園では1年秋にベンチ入り。上武大では1年春にベンチ入り。50メートル走は6秒7、遠投110メートル。最速151キロ。球種はカットボール、カーブ、スライダー、フォーク。
