智弁学園・小坂監督 最後のマウンドも杉本に託した 球数は残り131球、順延なら球数除外

 31日の決勝を前に、智弁学園(奈良)と大阪桐蔭が30日、兵庫県西宮市内のグラウンドで調整した。智弁学園は阪神・村上を擁して初優勝した2016年以来10年ぶりの決勝。小坂将商監督(48)は同校OBで教え子のブルージェイズ・岡本のメジャー1号を喜び、改めて優勝を宣言した。大阪桐蔭は勝てば歴代最多に並ぶ5度目の優勝、春夏通算では10度目の甲子園大会制覇となる。川本晴大投手(2年)は選抜大会決勝では同校初となる完封勝利へ意気込んだ。

 10年ぶりに挑む頂上決戦を前に、小坂監督は静かに闘志を燃やした。春夏通じ、大阪桐蔭との決勝は初めて。「全てのことにおいて隙がない」と相手の印象を語った。智弁学園も直近3試合連続で逆転勝ちするなど強さを見せてきた。「決勝と思わず、5番目の相手が大阪桐蔭という気持ちで」と平常心で臨む。

 ここまでチームを引っ張ってきたのがエースの杉本真滉投手(3年)だ。全4試合に登板し、1完封を含む3完投。指揮官は「普段通り自分らしさを出してやってほしい」と最後のマウンドも左腕に託す意向を示した。

 高校野球特別規則で投球数は1週間500球以内と決められている。計369球を投げた杉本に残された球数は131球。ただ31日は雨予報となっており、1日順延となれば、25日の神村学園戦の143球が除外される。この日はキャッチボールで軽めの調整をした左腕。「球数も返ってくるので」と雨乞いしたい気持ちはありつつも、「(31日に)できるように調整している」と頼もしく話した。

 この日、チームにとってうれしい出来事もあった。同校OBのブルージェイズ・岡本がメジャー1号を記録。小坂監督は教え子の活躍に「素晴らしい」と喜び、「岡本は岡本で頑張っている。自分らは優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。“近畿対決”を制し、海の向こうにも吉報を届ける。

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