智弁学園 小坂将商監督「まさか0-8からスタートするとは」春史上最大の逆転勝利に「もう開き直って」「大雑把にしないように」

 「選抜高校野球・準々決勝、智弁学園12-8花咲徳栄」(27日、甲子園球場)

 智弁学園が8点ビハインドを五回までにひっくり返し、センバツ史上最大の逆転劇で優勝した2016年以来の4強進出。甲子園通算30勝目を歴史的な1勝で飾った小坂将商監督は「もう開き直って、序盤だったので。1点ずつ返せば球場の流れが変わる。それを選手たちに伝えた」と語った。

 序盤は重苦しいムードが漂った。秋の公式戦で登板がなかった田川を先発マウンドに上げたが誤算。初回に一挙6失点、二回にも2点を追加され絶望的な状況となったが…。それでも選手たちはまったくあきらめていなかった。

 「大雑把にしないように。丁寧に野球をしよう」という指揮官の言葉がいき、直後に八木の犠飛で1点をかえして反撃ののろしをあげると、三回には下位打線の連続長打などで一挙3点を奪った。指揮官が「いけるんちゃうかなと思った」とさらに四回、逢坂の適時二塁打で3イニング連続得点を挙げて2点差に迫ると、五回にバッテリーエラーでついに1点差。なおも2死一、三塁から志村が右中間を真っ二つに破る2点二塁打を放って試合をひっくり返した。

 8点差を逆転したのはセンバツ史上最大。「きっちり一致団結して相手に向かっていったのがよかった。きょうは本当に試合前から野手が頑張ろうとつたえていたので。まさか0-8からスタートするとは思ってなかったですけど、下位打線がしっかりつないだ結果」と会心の逆転劇に甲子園は騒然となった。さらに六回には添本と八木の連続適時打などで3点を追加し、突き放した。

 小坂監督も甲子園通算30勝と節目の勝利をマーク。三回から登板したエース・杉本も「チーム一丸となって勝てた」と花咲徳栄打線を完璧に封じ込み、4強への切符を手にした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス