専大松戸・吉田が“DH第1号”「高校で初めて打てたホームラン」抜てきした持丸監督は笑顔
「選抜高校野球・2回戦、専大松戸8-3九州国際大付」(26日、甲子園球場)
専大松戸は昨秋の明治神宮大会王者、九州国際大付(福岡)を8-3で倒して3年ぶりの準々決勝進出となった。
専大松戸に3年ぶりの8強進出を呼び込んだのは意外な選手だった。2点リードの八回1死二、三塁。打席に立ったDHの吉田颯人捕手(2年)は136キロのストレートを左翼席へ運んだ。勝負を決める3ランは今大会から採用されたDHの第1号。昨秋の関東大会はベンチ入りできなかった背番号20は「高校で初めて打てたホームラン。中学でも(本塁打は)ありません」と笑顔で話した。
公式戦初出場で初本塁打。かつて常総学院を率いて甲子園に出場している77歳の持丸修一監督は抜てきした理由を問われると「DHがなかったらベンチにも入っていなかったかもしれない」と説明。孫のような教え子を見つめながら「あいつは手を抜くことが好きなんだ」と笑い飛ばしつつ「思いがけなく打ったり三振もする。でもそういう魅力が拭い切れないんだ」とうれしそうだった。
五回には瀬谷鷹我外野手(3年)の2打席連続適時打で勝ち越し。投げては2番手の門倉昂大投手(3年)が4回1/3を無失点に抑える好投を見せた。準々決勝は山梨学院と対戦。勢いに乗った専大松戸が4強の扉を開く。



