花咲徳栄・岩井監督と親子鷹!虹太郎4安打固め打ち「たまたまだと思います」
「選抜高校野球・2回戦、花咲徳栄17-0日本文理」(25日、甲子園球場)
2回戦で予定されていた3試合のうち2試合が行われ、花咲徳栄(埼玉)は雨中の試合で日本文理(新潟)に17-0と大勝し、23年ぶりのベスト8となった。
初回、先頭打者。打球が中前に抜けるのを見て、花咲徳栄のリードオフマン・岩井虹太郎内野手(3年)は「ホッとしました」と解き放たれた。
1回戦の東洋大姫路戦は無安打。初めての甲子園で「ガチガチに緊張して、追い込まれたら何を打てばいいかも考えられなかった」ほどだった。これではもっと上は目指せない。父でもある岩井隆監督(56)が動いた。「右足に体重をためて、ボールをよく見ろ」のアドバイスに、本来のバットコントロールが目を覚ました。
初ヒットで軽くなった心は、さらにプレーに切れ味を呼ぶ。悪天候の中、自身を含め無失策を貫いた。打席でも四回に1イニング2安打、八回にはこの日4安打目となるタイムリー。自身も「たぶん初めて」の固め打ちに、岩井監督は「たまたまだと思います。1番が出るのが、うちのスタイル」と、父としての喜びは胸にしまい、選手・虹太郎の活躍を評価した。
野球を離れれば「けっこう優しい、普通のお父さん」と岩井。しかしユニホームを着ている間は「選手として」ともに、頂点を目指していく。
◆岩井 虹太郎(いわい・こうたろう)2008年8月14日生まれ、17歳。埼玉県所沢市出身。174センチ、76キロ。右投げ右打ち。内野手。小学校1年から野球を始め、狭山西武ボーイズを経て父・隆氏が監督を務める花咲徳栄へ。1年秋からメンバー入りし、以降、1番・遊撃手に定着。2歳上の兄・福さん(現東洋大)も同校野球部出身。





