21世紀枠の高知農が初戦敗退 エース・山下が2桁安打浴びるも133球の熱投 部員18人でつかんだ初の聖地「同じような境遇の学校を勇気づける1点になれば」

 「選抜高校野球・1回戦、高知農1-8日本文理」(21日、甲子園球場)

 21世紀枠の高知農が日本文理に敗れ初戦敗退となった。

 初回にエースの山下が連打と四球で満塁のピンチを招くと、犠飛とタイムリーで2点を先行された。四回には失策をきっかけに2点を奪われてリードを広げられた。

 それでもその裏、栗山がタイムリーを放って反撃ののろしを上げると、アルプススタンドが一気に沸いた。だが直後に3点を奪われて突き放されると、六回にも1点を追加された。

 山下は1人でマウンドを守り抜き、8失点を喫したが133球の熱投だった。試合後、グラウンドからアルプススタンドへ向かった際には大きな拍手が降り注いだ。

 試合後、下坂監督は「未来につながる試合になったと思います。この大観衆の中でプレーできたのは子供たちにとって大きな財産になる」と目を細め、「1点が取れたのは高知の高校野球がさらによくなり、野球人口が増えていくきっかけになりました。同じような境遇の学校を勇気づける1点になればいいと思っています」と語った。

 高知農は部員18人ながら一度は廃部になるも復活を果たし、昨秋の高知大会決勝では明徳義塾と延長タイブレークの激闘を演じた。選考委員会では部員集めの苦労などがプレゼンされ、少子高齢化の中で高校野球に取り組む姿勢が評価された。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス