全盲の河合スポーツ庁長官が始球式 ワンバウンドで捕手のミットへ 場内から大きな拍手 球審の「プレーボール!」の声を頼りに

始球式を務める河合純一スポーツ庁長官(撮影・開出牧)
始球式を務め笑顔の河合純一スポーツ庁長官(撮影・開出牧)
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 「選抜高校野球・1回戦、帝京-沖縄尚学」(19日、甲子園球場)

 スポーツ庁の河合純一長官が始球式を務めた。

 大会スタッフと球審に両脇をエスコートされてマウンドに上がった河合長官は、入念に足元や投球報告を確認。球審の「プレーボール!」という大きな声をたよりに右腕から投じたボールはワンバウンドして捕手のミットへ。場内から大きな拍手が送られた。

 河合長官はパラリンピックの競泳男子視覚障害クラスで1992年バルセロナ大会から2012年ロンドン大会まで6大会連続で出場。5個の金メダルを含む21個のメダルを獲得した。開会式での祝辞では、自身が17歳で初出場したパラリンピックでの思い出を「無我夢中で自分の全てをかけて限界に挑戦し、そして未知のステージに立ち向かった。あの時の震えるような緊張感。今でも忘れません」と披露。「皆さんのはつらつとしたプレーは誰かの勇気になります。皆さんの最後まであきらめない姿は誰かの希望になります。自分を信じ、仲間を信じ、この1球、この瞬間に全てを出し切ってください」などと感極まったような熱い口調で球児にメッセージを送った。

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