難病と闘った三嶋一輝 苦悩の日々を支えた家族からの「僕が欲しかった」言葉とは DeNA一筋13年で引退

 DeNAは17日、昨季まで球団一筋でプレーして退団した三嶋一輝投手(35)が現役を引退すると発表した。2022年に胸椎黄色靱帯骨化症の手術を受け、翌年に復帰を果たした。球団を通じ「先発、中継ぎ、抑え、そして難病も経験した。さまざまなことを学ばせていただき、とても濃く、長かったと感じる13年間でした」などとコメントした。

  ◇  ◇

 芯の強さに引かれた。周囲を明るく照らし、三嶋は常に前を向いている人だった。難病を患い、取材で知った苦悩の日々。どうしても暗い話になってしまう…と思いきや、なぜか最後には笑っている。「悩むことと落ち込むことって、どうしてイコールなの?悩めるって幸せじゃない?」。私自身、ハッとしてばかりだったように感じる。

 成績が下がると「一気に人は引いていった」とどん底も見た。再起をかけて先発から中継ぎへの転向を直訴。これまでいくつもの分岐点があったが、「諦めそうになった日はないかな」と笑っていた。根底にあるのは負けず嫌いな性格。「絶対にできる」と信じて疑わなかった日々が13年間の現役生活になっていた。

 2017年には結婚。「背中を押して押して押されまくった。僕が欲しかったのって『打たれても大丈夫』じゃなくて、『もっとあなたがやらないといけないでしょ』っていう言葉だったので」。家族の愛が、三嶋の強さだと気付いたのは最近になってから。たくさんのありがとうを伝えたい。(デイリースポーツ・松井美里)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス