DeNA・三嶋 阪神・湯浅復活へエール 自身も経験、国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」
DeNA・三嶋一輝投手(34)が19日、自身も経験した国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」からの復活を目指す阪神・湯浅京己投手(25)にエールを送った。湯浅は17日のシート打撃で好投し、対外試合登板へ前進。その経過を温かい目で見守りながら“共闘”を誓った。
「やっぱり気になりますね」。22年に同じ病を患い、手術を経て23年に復活白星を挙げた。苦しみを知る者として、湯浅のことは常に気に掛け、連絡も取り合う。順調な調整ぶりに「僕も宜野湾で実戦復帰したとき、すごく応援されてるなって気持ちになったし、飛ばして普通に投げられるうれしさがあったり」と思いをはせた。
一方で、体調と向き合いながらのプレーの大変さも実感する。「疲れやすさが出たり、その時にどう対処するか。話ができるのは僕や、(同病を患った中日の)福だと思う。うまくコミュニケーションを取ってやっていけたら」と話した。
この日は休日を返上し練習。「結果を出さないといけないという気持ち」と今季にかける思いは強い。





