侍J・森下「スタートラインには立ったかな」 カブス・鈴木と対面「すごく勉強に」 大谷らからも「しっかり学んでいきたい」

 今年3月のWBC出場メンバーに初選出された阪神・森下翔太外野手(25)が16日、沖縄県の「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」で、中日・上林、ロッテ・西川と行う自主トレを公開した。本塁打増産を今季のテーマとする中、正しい体の動きを身につけるトレーニングやフォームを確認しながらの打撃練習など約6時間、みっちり練習。ドジャース・大谷らトップクラスで戦う選手たちとの競演を心待ちにした。

 ドーム内に何度も“破壊音”が響いた。体の使い方、バットの入射角度、タイミング…。細部までこだわりながら一つ一つの課題と向き合い、周囲と意見交換。長打力アップへ飽くなき姿勢で取り組む森下の表情は、大舞台への挑戦権を得て、一層引き締まっていた。

 「正直どっちになるか全く分からない状況で球団を通して連絡が来たので、うれしい。スタートラインには立ったかな」

 23年のアジアチャンピオンシップから井端監督が指揮する侍ジャパンの常連で、今オフはWBCを見据えて早めに始動。ただ、邪念はなかった。「自分のやるべきことを早く突破したい気持ちの方が強かった」。目の前の課題に向き合い続けてきた中で吉報が届いた。

 自身の持てる力を最大限発揮することはもちろん、「他の国も日本を意識しながらやる大会だと思ってるので、相手に負けないようなチームワークを見せていかないといけない」とトップクラスの選手たちと一丸となって大会連覇を狙う。ドジャース・大谷らとも積極的に交流を図る考えで「楽しみっていうのが一番で、学べるものはしっかり学んでいきたい」と意欲十分。侍指揮官が中堅での起用も示唆している中、「どこでもやるつもりですし、自信を持って井端監督が送り出せるような状態に持っていきたい」と力を込めた。

 そんな中、この自主トレ期間中にもトップレベルを体感する経験があった。上林が過去に自主トレを共にしていた縁から、カブス・鈴木と対面。タイプが近い打者と打撃論を交わし「自分と同じような課題が気になって打撃練習を行ってたところもあった。すごく参考になりましたし、勉強になりました」と刺激を受ける時間となった。

 自主トレ期間中に「完璧にしたい」という中、現在の完成度は「20%」。それでも「一つ変われば、バーって一気に70%に行くこともある。徐々に上がっていかないのがバッティング」と泰然。本塁打増産へ「35本を目標に」と改めて指標を明確にした。世界を相手に「NEW森下」がベールを脱ぐ日が近づいている。

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