オリックス・岸田監督 先発再転向の山岡にエール 「気持ちはわかる。ドラフト1位だし、能力がある」
3年ぶりのV奪回を目指すオリックス・岸田護監督(44)が29日、来季先発再転向の山岡泰輔投手(30)にエールを送った。
「元々が先発への思いは持っているし、僕も先発から中継ぎになってるんで(先発への)気持ちはわかる。ドラフト1位(2016年)だし、能力がある」
山岡は2月の春季キャンプ中に違法なオンラインカジノを利用していたことが発覚。活動を一時休止する事態となったが、それでも中継ぎ転向した今季41試合で5勝3敗、13ホールド、防御率4・25の成績を残した。
指揮官自ら山岡に先発再転向を指示した理由はある。「右の上投げで、ずっと先発だと出力は落ちてくる。中継ぎを一回挟むと出力が体的に上がってきて、キレや球質が戻ってくる。違ったパフォーマンスが出る可能性はある」と説明した。
2019年に13勝をマークし、最高勝率のタイトルも獲得した山岡は今オフ、FA権を行使せずにチーム残留を表明。「先発にいい投手がいっぱいいるので、負けないように」とやる気満々だ。





