オリックス・岸田監督 麦谷に“猛ハッパ”「いろんな部分でレベルアップしないと」体力不足の改善求める
3年ぶりのV奪回に燃えるオリックス・岸田護監督(44)が28日、来季2年目の麦谷祐介外野手(23)に“猛ハッパ”をかけた。
「いろんな部分でレベルアップしないといけない。1軍でも多くいたけど、1試合目に活躍しても次の試合でからっきしアカンし…。それは体力(がない)だと思う」
富士大からドラフト1位で入団した麦谷は今季、開幕1軍を果たすも79試合に出場し打率・231、1本塁打、10打点とレギュラーをつかむまではいかなかった。しかし、自慢の脚力は魅力だ。
チームの今季盗塁数58がリーグワーストと頭が痛い中、麦谷はチームトップの12個をマーク。それだけに指揮官は「今年は見て学ぶことが多かったと思う。その中でつかみ取れることが大事。当然、足が武器なのもわかっているはず」とさらなる成長を期待している。
今オフ、台湾でのウインターリーグに参加した麦谷も「強烈な先輩たちがいるので打たないと出られない」と百も承知。2年目の進化に注目だ。





