オリックス・山岡泰輔がFA行使なしでチーム残留 決め手は「マモさん(岸田監督)がいるからというのが一番」
オリックス・山岡泰輔投手(30)が2日、大阪・舞洲の球団施設で今季取得した国内FA(フリーエージェント)権を行使せずに残留する決意を明かした。
「チームの優勝というところと、やはり僕の中で大きかったのはマモさん(岸田監督)がいるからというのが一番です」。残留の決め手は就任1年目のシーズンを終えた岸田監督の存在だった。「やっぱり選手時代も一緒にやってるし、練習しているかっこよさじゃないけど、そういうのも見てきましたし…。監督になってからも、僕ら選手のことをすごく考えてくれている」と感謝。権利を行使しなかったことには「特にそこはあまり深く考えなかった」と明かした。
その信頼する指揮官からは秋季練習前に先発の再転向の要請があり快諾。山岡は来季の目標に「本当にマモさんを日本一の監督にしたい。今はすごくいい先発が揃ってるので、そこに負けないように規定回と10勝を目指してやっていきたい」と話した。
山岡は2016年ドラフト1位で入団し、19年には最高勝率のタイトルを獲得。今季は中継ぎに配置転換され、41試合に登板して5勝3敗、13ホールド、防御率4・25の成績だった。




