西武移籍の桑原が持つ熱さVSベルーナドームの暑さはいかに?ガッツマンのプロとしての意地光る20分間「環境のせいは言い訳でしかない」
DeNAから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、西武に移籍した桑原将志外野手(32)が22日、所沢市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「7」に決定。複数年契約で年俸2億円プラス出来高でサインした。(金額は推定)
桑原がプロとして持つプライドが随所に光った20分間だった。「横浜一筋で頑張るっていう選択肢ももちろんあった」中で、「環境を変えてやる方が、自分のキャリアにさらに深みも増す」と悩んだ末に決断。広池九段本部長の熱い言葉や雰囲気にも背中を押され、新天地でのプレーを決めた。
本拠地のベルーナドームは酷暑で知られる球場でもある。だが、この環境面は決断には全く影響しなかったと即答。なぜならば、「暑いで有名だと思いますけど、そこはちょっと体験してみないとわからない。僕の熱さがあれば吹き飛ぶんじゃないかな」と涼しい顔で笑った。
そして「逆に行きたいと思いました」とキッパリと言う。「どんなもんか、と。プロである以上、環境のせいであったりだとか、そのせいにして自分のパフォーマンスが出せない、結果が残せないってのはもう言い訳でしかない」と、プロとしての意地を言葉にした。
